バンザイ バヌアツ バラエティ

自然いっぱいのバヌアツでのボランティア活動の様子を紹介します。

チャールズ皇太子がやってきた

ビスラマ語の先生が「次の土曜日にチャールズ皇太子がポートビラに来るのよ」と言っていた話がドミトリーにいた3人の間で話題になった7日の午後、見にくことにました。
エリザベス女王の息子であるチャールズ皇太子夫妻がオーストラリアからの帰途バヌアツに立ち寄るとのこと。滞在時間は4時間だそうです。
イギリスの王室を直に見るチャンスはめったにありません。ミーハーな好奇心で出かけました。
乗り合いバスを使うと歩く機会が減り、運動不足気味だなぁと思っていた矢先だったので歩いて行けるのは願ったりかなったりです。
日本が資金援助したセントラル病院に来るとのこと。ドミトリーから2㎞ぐらいです。
坂道を上り下りして病院に着くと入口にガードマンがいて簡単に持ち物チェックをされましたが、ほとんど中を見ることもなくOK。本当にこれでいいの?というぐらい簡単に通れましたが、これならテロ犯も素通りできてしまうかも?
伝統的な衣装を着て迎えを待つ女性
 
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平屋建ての病室と思われる建物の裏手に回ると近所の人々が集まっています。
 
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皇太子が接見する道は長さ200m、幅2mぐらいでしょうか。植木鉢が数mおきに配置され、地面には白い石が敷き詰められていました。警察や警備関係者が何度か行き来して安全を確認していました。病院職員や市の職員が道沿いに立って通路を確保していますが、警備はゆるく物見遊山的な和やかな雰囲気です。おそろいのポロシャツを着た学生らしい一団は看護学生でしょうか。
 
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2,3度リハーサルというか「本番か?」と思わせる場面では全員が定位置についていましたが、来ないとわかると日陰を求めて移動したりおしゃべりが始まったり・・
待機中はのんびり
 
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いざ本番?でもまだやってきません。
 
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待つこと約1時間。
その間晴れてきたり、突然雨が降ってきたり目まぐるしく天気が変わりました。日除け代わりに買った傘が大いに役立ちました。
お付きの人が出てきた後ようやく皇太子がやってきました。夫人の姿は見当たりません。
 
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どこからか歌声が聞こえてきたと思ったらおそろいのポロシャツを着た学生たちが歓迎の歌を歌っているようです。
サングラスをしていたので写真での印象と違い、「本当にこの人だっけ?」と思いつつシャッターチャンスを狙いましたがうまく撮れず、同行していたボランティアの方の写真を拝借しました。
 
日本でならあえて出かけることもないような出来事ですが、時間を持て余した週末のちょっとしたトピックとしては面白かったです。