バンザイ バヌアツ バラエティ

自然いっぱいのバヌアツでのボランティア活動の様子を紹介します。

パブリック サービス デー

今朝(7日)の気温は14℃。
涼しいを通り越して寒いぐらいのポートビラです。
ところでイベント大好きバヌアツ人。
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先週、コンベンションセンターという国際会議もできるような立派な施設で、各ブースごとに展示、紹介をするイベントがありました。
町の中心部から吹奏楽とパレードで始まります。
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緑色のおそろいのTシャツは国の機関で働く人が着ているようです。
教育関係や農業関係、水産関係、環境関係、保健医療関係、外国の支援団体や大学、教会など様々な組織が出展していました。
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参加者は、高校生が多いでした。この日のために学校は休みになったようです。
職業選択の一つとして広く知らせることが目的の一つなのかもしれません。
でも、雇用の機会はそんなにないと思うし、どちらかと言うと縁故採用のほうが多いようにも聞きました。
私の配属先でもテントの下にブースを設けて前日から準備に行っていました。
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教科書や絵本、教師用指導書などを並べていました。
立ち寄るのは学校関係者か懐かしがって絵本をめくる高校生や子供たち。
絵本はビスラマ語や島の現地語で書かれてあり小学校に配布されているもので、きっと一度は手に取ったことがあるのかもしれません。
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入口の外では大音量でライブ演奏がずっと続いていました。
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テントブースにも否応にも聞こえてきて話し声が聞き取れません。
ホールの中ではパネルディスカッションや贈呈式などいろいろな催しが行われていました。
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国民に向けてというよりは自分たちで盛り上がろうという感じでいまいち目的がはっきりしない気がしましたが、誰も気にしないのがこの国のいいところ。
7月からスーパーや小売店でポリ袋の無料提供がなくなりました。
海洋汚染を防ぐために法令で決まったようです。
環境部門のブースでの展示。
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瓶も缶も乾電池も残飯もすべて一緒に土地に投棄しているのがエファテ島の現状。
小さな一歩ですが、決断の速さに拍手です。