バンザイ バヌアツ バラエティ

自然いっぱいのバヌアツでのボランティア活動の様子を紹介します。

総選挙

3月19日は4年に1度の総選挙の投票日。
投票間近なこの頃は、トラックにたくさんの人が乗って声をあげ、別の車では大音量で音楽を流したりサイレンを流したりしながらアピールする光景をよく目にします。
選挙用掲示板があるわけではなく、あちこちの家の壁や自動車に貼られています。

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ポスターを貼ったバス。

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写真の大きさもいろいろな選挙ポスター。

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選挙委員会のトップは、選挙を控えて、候補者、政党、支持者に対し、選挙違反となる行為をしないよう呼びかけているという記事が新聞に載っていました。
戦況違反で有罪判決が出た場合、10万バツ以下または5年以下の懲役、またはその両方の罰則が科せられるそうです。
公平な選挙が実施されているか監視するためにフィジーの外務大臣が率いるオブザーバーグループが政府の招へいを受けて到着したとの記事も見ました。

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有権者は出身の島に帰って投票するらしく、当日は朝から多くの人が移動するかもしれません。
近くのコミュニティは同じ島出身者でできており、候補者がマイクで演説をしていました。
正確な有権者数をどのようにして把握しているのか分かりませんが、若者も運動員に迎えて、国民の関心はまずまずのようです。
52議席をめぐって300近い立候補者の熱い戦いが続いています。