リテラシーウィーク(Literacy Week)
Literacyを訳すと読み書き能力。
私の配属先が主催して9月9日から1週間リテラシーウィークが実施されました。
教育省の広告。
会場は市内中心部の公園の一角。
教育大臣も来訪。
今年のテーマは「私は多くの言語で話し、読み、書きます」とのこと。
新聞によると一部の教師は、幼児から4年生までビスラマ語で教えることで子どもたちの能力に改善がみられるそうです。(3年生までだと思うけど・・)
バヌアツ標準評価によると2017年、4年生で65%、6年生で73%の識字レベルを記録したそうです。
これは徐々に改善されており、担当者は、豪州政府がバヌアツ教育支援プログラム(VESP)を通じ、継続的に支援していることに感謝していると述べています。
会場にはたくさんの言語を使った絵本が展示されていました。
担当者による生徒向けの講話。
バヌアツには島や地域ごとに多くの言語が使われています。その数は100を超えます。
離島出身の両親がそれぞれ別の言葉を話し、子どもたちは幼少期はビスラマ語、高学年から英語か仏語を学ぶため、家庭の中でいくつかの言語が飛び交うのはごく普通とのこと。
日本では考えられません。
現地語を尊重しながらも、他国との共存や国の発展のために言語教育はとても重要です。