新聞記事よりあれこれ

バヌアツの最低賃金が改正され、1時間当たり200バツから220バツになったそうです。

週5日8時間働いたとして、4週間で35,200バツ。
主な収入源を観光に頼っているこの国では、日中仕事がなくぶらぶらしている20代の若者を見ると、せっかくの労働力がもったいないと感じてしまいます。

ポートビラで増える犯罪

夜中3時頃カバを飲みながら歩いていた40代のタンナ島出身の男性が、アンビュラム島出身の数名の暴漢に襲われました。20代の加害者が金目当てで襲ったところを中国人の店の防犯カメラがとらえていて、翌日2名が警察に出頭しました。病院で亡くなった被害者の島のチーフは、島同士の争いを避けるべく声明を出して、加害者に被害者の家族やコミュニティの悲しみを知らしめ、このような事態が2度とおきないようにと伝えました。被害者の棺は病院から空港まで近親者に担がれて街中を進み、亡骸は島へ戻ったそうです。

ジャイカ支援で2名が学ぶ

記事によると、SDGs（持続開発目標）のグローバルリーダーシッププログラム（Pacific-LEADS)のもとで修士課程奨学金を得た保健省の女性と国の施策や法律などを学ぶ男性の2名が日本の大学へ留学するそうです。
少し前にもイスラエルで農業を学ぶためにバヌアツ人が派遣されたという記事が載っていました。
帰国後のさらなる活躍が期待されています。