バンザイ バヌアツ バラエティ

自然いっぱいのバヌアツでのボランティア活動の様子を紹介します。

3月5日はバヌアツの首長の日(カスタム チーフス デー)

祝日のこの日、海辺の公園から国会議事堂の前の公園まで約1キロのパレードがありました。
先頭を歩いてマイクで沿道の人にアピールを送り続けた代表者の男性。

f:id:gogo19-nara:20200304095000j:plain

続いて島の首長でしょうか。

f:id:gogo19-nara:20200304100258j:plain

昔ながらの衣装の人もいます。
この日のためにトラックに乗ってやって来た歌と伝統的な演奏をする一団。

f:id:gogo19-nara:20200304093812j:plain

男性は炭を顔や体に塗っています。お祝い事の時によく見ます。
パレードに参加する市民。近くの学校の生徒の姿もありました。

f:id:gogo19-nara:20200304102331j:plain

記念行事式典の公園にはすでに来賓が。日本国バヌアツ大使の姿もありました。

f:id:gogo19-nara:20200304104049j:plain

昔ながらのしきたりに則って豚が用意されていました。
足を縛られ、頭部を棒で叩いて気絶させられて奥の方で横たわる黒豚。

f:id:gogo19-nara:20200304104540j:plain

新聞のインタビューに応えたある首長は、今年の祝日は例年とは違って2つの意味があると言っています。
1つ目は、独立40周年の節目の年であること。
2つ目は、後発開発途上国からの脱却を図る年であること。
雨がちのあいにくの天気でしたが、記念すべき国家行事を見学できてラッキーでした。
バヌアツの発展を望んではいるのですが、経済の発展に伴い日本人がなくしてしまった人や地域との結びつきはそのまま残してほしいというのは、他国から来た人間のエゴでしょうか。