津波避難訓練
11月に入り、新聞のウェブ記事によると、バヌアツはサイクロンシーズンでもある雨季に入ったそうです。気温が上がってきて日中は蒸し暑い日が多くなってきました。
11月5日は世界津波デー。
ポートビラでも初めての津波を想定した避難訓練が実施されました。
主催団体にJICAも入っています。
事前に貼られていたポスター。
家族に障害のある人がいれば伝えて避難するよう明記されています。
いつも訪問している学校で全生徒対象のテストがあったため、時間ができたので私も訓練に参加してみました。
海抜0mに近い海辺の公園に集まった人たち。
大きいサイレンと共に移動開始。
20mの津波が来ると想定した訓練とのこと。
少し高台にある公園まで歩いて移動します。
当日は警察による車両規制はありませんでしたが、車の運転手は全員が通り過ぎるまでひたすら待ってくれました。
実際に津波が来たら、のんびりと待ってないで車から降りて避難が必要ですが、この日の訓練はそこまで想定してないようでした。
公園の舞台から海を見た景色。
5日をはさんで数日にわたり、近辺では津波に関するセミナーやビデオやパンフレットでの広報活動などが行われたようです。
備えあれば患いなしの言葉通り、津波が来たらどうすべきかという知識があれば、いざというとき的確に避難できます。
災害のリスクが大きいバヌアツでこのような訓練が是非定着してほしいものです。