バンザイ バヌアツ バラエティ

自然いっぱいのバヌアツでのボランティア活動の様子を紹介します。

メレカスケード

この頃のバヌアツは日中はとても暑く少し歩くだけで汗まみれになります。
避暑を兼ねてポートビラから車で20分程のところにある観光地へ行ってきました。

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バヌアツと言えば美しい海がお勧めですが、ここは小さな清流が流れており、小さなプールのようになったところでは泳ぐこともできます。
整備された歩道をゆっくり歩いていくつか流れを横切りました。

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小さな魚が群れているところに足をつけると・・・
たくさんの魚が寄ってきました。

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くすぐったいようなもぞもぞするような変な感触。
オブラートのような膜につつまれたマメ科の種がふわふわと飛んで地面に着地。

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モリンガと言うそうです。
最終地点の滝。

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何グループかの白人の観光客も訪れて泳いでいました。

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のんびり歩き、たまに写真を撮ったりしながら週末のひとときをゆったり過ごせました。

タスマニア旅行

希少動物が住むという自然豊かなタスマニアへ行ってきました。
タスマニアの中心都市であるホバートの気温は10℃~20℃で朝は上着が必要ですが、半袖で平気な人もいて、人によりいろいろのようです。
ポートアーサーへの日帰りツアー。

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ここは、囚人たちによって作られた監獄の跡地を公園にしたものです。
日本語のパンフレットが用意されていてびっくりしました。


翌日は、タスマニア西回り半周2泊3日のツアーに参加。
ガイドの英語は、私の理解力ではわずかな単語しか分かりません。
同行した隊員がそのつど説明してくれました。お世話になりました。


草原地帯。

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広大な草原には家もなくただ道が伸びているだけ。


しばらく走ると樹林帯。

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何年か前にはここでも森林火災があったそうで、黒く焼けた幹がちらほら残っていました。


まさに絵になる風景。

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タスマニアで最も高いという滝。

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世界遺産クレイドルマウンテンをのぞむ一帯は素晴らしい眺めでした。

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頂上を踏みたかったけど時間制限があり、湖の周遊コースを歩きました。
目の前で出会った動物。あなたはだあれ?

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西回りツアーにはオーストラリアだけでなくポーランド、フランス、韓国、ドイツなど数か国からの旅行者もいてさながら小さな世界でした。


予報では後半あたりからお天気が下り坂とのことでしたが、日ごろの行いが良い人の集まりだったのか、雨に降られることなく快適な旅ができました。
今回は、ユースホステルやバックパッカーという宿を利用しました。
同じキッチンで食事を作ったり、並んで食べたりしたので、たいていの人と顔なじみになり、バスの中でも和気あいあいの雰囲気でした。これもいい思い出になりました。

バヌアツの伝説-カスタムストーリー③

「おばあさんとバナナ」  エピ島モブフィラウのジョセフ・ヤナが語った伝説

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エピ島は静かでした。
村人たちは遠く離れた友人たちを訪ねました。
老女と孫娘だけが家にいました。
老女の家の周りはすべてバナナの木を育てていました。
彼女はバナナを食べるのが好きでした。
突然大きな声が歌い始めました。「ラボエ ラボエ タンブル レレ ア ボマエ ランべ イニべ テラ テラ テレル トゥレレル ブエ テレル ブエ テレ テレアルブエ テレアルブエ」
おばあさんと孫娘が走って、誰が歌っているかを見ました。
彼らは左を見ました。静かでした。
彼らは右を見ました。誰も見ませんでした。
その後再び歌が始まりました。「ラボエ ラボエ タンブル レレ ア・・」
小さな女の子は家の外を見ました。静かでした。
小さな女の子は待っていました。「ラボエ ラボエ タンブル レレ ア・・」
歌はどんどん大きくなり、小さな女の子は、バナナの葉が動いて交差するのを見ました。

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老女は、大きな棒を取ってすべてのバナナの木を叩きました。
すべてのバナナの木が壊れるまで老女はどんどん強く打ちました。
だから、バナナの木はココナッツの木ほど高くありません。
おしまい

JICAバヌアツ支所のホームページに私の活動を紹介しました。
よければご覧ください。
https://www.jica.go.jp/vanuatu/office/information/event/191223.html

ビスラマ語の新年を祝う看板

電力会社の新年の看板。

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ビスラマ語は、ローマ字だとハピー ニウ イアとなり、これを音読すると Happy New Yearという英語になります。とても分かりやすいです。


今回も前回に続いてバヌアツの昔話です。
バヌアツの伝説-カスタムストーリー②

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バヌアツの伝説-カスタムストーリー②
「オウムとオオコウモリ」  パアマ島タハル・ネサのアボク・アルが語った伝説
オウムとオオコウモリはとても良い友だちでした。
ある日、オウムが遊んで、オオコウモリに言いました。

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「私を見て!」オウムは枝から逆さまにぶら下がりました。
それから、彼は自分で引き上げました。
オオコウモリはオウムの真似をしました。
オオコウモリは枝から逆さまにぶら下がりました。

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オオコウモリは自分で引き上げようとしましたが、できませんでした。
オオコウモリはあれやこれやと試してみました。
しかし、彼の面白い翼はいつも邪魔でした。
オウムは心配しました。「私のようにくちばしを使ってごらん。」と彼は言いました。
オオコウモリはあれやこれやと試してみましたが、オオコウモリはくちばしがないので、小さな口で自分を引き上げることができませんでした。
オウムは心配しました。オオコウモリは心配していませんでした。
「私は逆さまになります。」彼は笑いました。
それが、オオコウモリが常に逆さまにぶら下がっている理由です。
おしまい

<火山男 ヤスール>  タンナ島の伝説

明けましておめでとうございます。

新年にあたり無料広報誌に載っていたバヌアツの昔話を紹介しましょう。

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バヌアツの伝説-カスタムストーリー①

火山のヤスールは家を探していました。
彼は、海を見ましたが、住む場所を見つけることができませんでした。
彼はタンナの島に向かって歩きました。ヤスールはタンナが好きでした。

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彼は人々を怖がらせたくなかったので、背の高い男に変身しました。
彼はローンパケルで海から出て歩きました。
しかし、人々は言いました。「あなたはここに滞在することはできません。私たちはあなたを知りません。」
ヤスールは7つの村を歩きました。
人々は怖がって言いました。「あなたはここに滞在することはできません。私たちはあなたを知りません。」
太陽はどんどん空に沈んでいきました。ヤスールがナマテインに到着したときは暗く、彼は背の高い男から火山に変わりました。
彼は5日間、5晩ナマテインに滞在しました。
毎日夜ごとに海が上昇し、足をくすぐります。ヤスールはそれを嫌いました。
彼は再び背の高い男に変わり、歩きに歩きました。
彼は、ロエシア、ウェシジ、ホワイトサンドの村が好きではありませんでした。太陽が空に沈んでいくと彼はさらに歩きました。
スルウィの小屋から煙が立ち上っているのを見たときはすでに暗くなっていました。
この小屋の中には二人の小さな老女が座っていました。
彼らはラップラップを作っていました。

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ラップラップの窯は二つの小さな火山のように見えました。ヤスールは立ち止まって老女に「私のパイプに火をつけてください。」と尋ねました。彼らはパイプに火を点け、ヤスールに小屋の中に座って煙草を吸うように言いました。
ヤスールは幸せでした。
彼は2つの窯の隣で暖かいでした。「スルウィは私にとって良い場所です。」と彼は言いました。

地面が揺れ、島全体が音を立てるのが聞こえました。地面が震え、島全体が揺れるのを感じました。
2人の小さな老女は走りましたが、地球に巨大なひび割れができて彼らを飲み込んでしまいました。
火と溶岩が空に向かって打ち上げられ、ヤスールは新しい家を見つけました。
ヤスールは今も震え、轟き、揺れています。

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足元にある小さなラップラップの窯は、溶岩で覆われ、2つの小さな火山のように見えます。
そして、海がヤスールの足をくすぐったナムテインの村には、ヤスール火山のように見える丘があります。
おしまい

バヌアツのクリスマス

11月に入るとスーパーには早々とクリスマスの飾り付けが。

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暑い南半球でもサンタは健在です。

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人々は、親しい人に贈るプレゼント選びに余念がありません。
大きいスーパーの出入り口には、プレゼントを包装する机が用意されました。

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街中の中国人が経営するお店の前にもプレゼント用の品々が積み上げられていました。

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パーティー用レイや子供向けのプレゼントが主力商品でしょうか?

海沿いの公園を歩いていると音楽演奏と人だかりがします。

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プロのミュージシャンが新しいCDアルバムを発売し、その販売促進キャンペーンをしているようです。
1枚2000バツとのこと。約2000円ぐらい。
買い物帰りの家族はマットを敷いてのんびり音楽を聴いています。

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思わぬ生演奏のクリスマスプレゼントでした。

年度末慰労会とカウンターパートのお別れ会

年度末慰労会に招待されて参加しました。
場所は、海がきれいに見えるリゾートホテル。

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バヌアツ人には、高嶺の花で、初めて来たという人もいました。
配属先のほとんどのメンバーが集まりました。

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カウンターパートの挨拶。

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カウンターパートが来月からオーストラリアで1年間修士課程の勉強をするためにバヌアツを離れることになりました。
彼女はフィジーで学位を取り、インクルーシブ教育の推進のために貢献してきました。家では、小学6年生を頭に1歳の子の母親でもあります。
家族の理解と支援なしではなかなかできることではありません。
もし、日本ならあきらめる女性がほとんどかもしれません。
この日のために作られたマレクラ島出身のスタッフが作ったラップラップ。

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ココナッツミルクをしぼってかけます。

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この日は12月生まれの人の誕生日祝いも兼ねていました。
誕生日プレゼントとして贈られたのは布です。

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カウンターパートとの別れは寂しいですが、インクルーシブ教育のさらなる推進のために、帰国後きっと大いに貢献してくれることでしょう。