バヌアツの伝説-カスタムストーリー③
「おばあさんとバナナ」 エピ島モブフィラウのジョセフ・ヤナが語った伝説
エピ島は静かでした。
村人たちは遠く離れた友人たちを訪ねました。
老女と孫娘だけが家にいました。
老女の家の周りはすべてバナナの木を育てていました。
彼女はバナナを食べるのが好きでした。
突然大きな声が歌い始めました。「ラボエ ラボエ タンブル レレ ア ボマエ ランべ イニべ テラ テラ テレル トゥレレル ブエ テレル ブエ テレ テレアルブエ テレアルブエ」
おばあさんと孫娘が走って、誰が歌っているかを見ました。
彼らは左を見ました。静かでした。
彼らは右を見ました。誰も見ませんでした。
その後再び歌が始まりました。「ラボエ ラボエ タンブル レレ ア・・」
小さな女の子は家の外を見ました。静かでした。
小さな女の子は待っていました。「ラボエ ラボエ タンブル レレ ア・・」
歌はどんどん大きくなり、小さな女の子は、バナナの葉が動いて交差するのを見ました。
老女は、大きな棒を取ってすべてのバナナの木を叩きました。
すべてのバナナの木が壊れるまで老女はどんどん強く打ちました。
だから、バナナの木はココナッツの木ほど高くありません。
おしまい
JICAバヌアツ支所のホームページに私の活動を紹介しました。
よければご覧ください。
https://www.jica.go.jp/vanuatu/office/information/event/191223.html