バンザイ バヌアツ バラエティ

自然いっぱいのバヌアツでのボランティア活動の様子を紹介します。

学校訪問。最近の様子。

英語の絵本の書写をする4年生の男子。
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この学校では、昨年度は主に算数を教えていましたが、数と文字のチェックをしたら、文字の苦手な子どもが多く、今年度は英語を中心にすることにしました。
幼児向けの絵本を繰り返し音読して書写させました。
自信のなさもあってか、なかなか大きい声で発音できませんが、繰り返しの文が多く、何度も読むとだんだん大きい声で読めるようになってきました。
 
別の学校では、立派な図書室を借りて少人数指導をしています。
普段は閲覧時間を割り当てられたクラスの生徒がやってきます。
昼休みは9年生(中3)が来ていました。
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週に1度の訪問では小1~3年生の指導をしています。
特に1年生は、幼稚園に行っておらず初めての集団活動をする子や、落ち着きなく動き回ったり、やたらと横にいる子をたたいたりする子など、障害のためか経験不足によるものか判断に迷うこともしばしばです。
ゲームやカード合わせなどで遊びながら数やアルファベットに親しめるよう指導しています。
休み時間になると見慣れない外国人である私に興味津々で、窓から覗く子ども。
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目ざとく名札の字を読んで声をかけてくれるのは3,4年生の男子。
 
この学校では個別指導。以前も紹介した手縫いを練習中のダウン症の女生徒。
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継続は力なりの言葉通り、運針が上手になってきました。今ではすくい縫いができるようになりました。
ポーチに続き、カバン作りに挑戦中。
 
弱視の1年生にはホワイトボードで大きい字を書いて説明。
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彼は右目は見えず、かろうじて左目がわずかに見えるとのこと。
配属先から大型絵本を借りてきて読み聞かせをすると嬉しそうに見ています。
 
同じく1年生の自閉症というこの子は柔らかいゴムで小さな動物を作ることが大好き。動物はネズミとのこと。
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この頃は視線がよく合い、問いかけを反復することが減り、笑顔が多くなってきました。

1週間に7校を日替わりで訪問する毎日。
学校により指導の内容や対象の年齢が変わるうえに、予定通りに行かないことも多々あります。
プリント、カード、サイコロ、マーカーなどいろいろな教材をリュックに詰めて毎朝家を出ています。