バンザイ バヌアツ バラエティ

自然いっぱいのバヌアツでのボランティア活動の様子を紹介します。

親睦会

訪問している学校で年度末の職員の親睦会があるとのことで招待されました。
11月下旬の祝日に学校まで行って待つこと40分
学校近辺に住む者でバスに乗って目的地のデビルズポイントロードへ。
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ポートビラ市内から北西へ数キロでしょうか。
無舗装道路のガタガタ道を行くとようやく到着。
他のボランティアも4人来ていました。
この学校は小学校と就学前のこども園の2校を運営しているNGOの民間学校です。両校の職員が一堂に集まりました家族連れや赤ちゃんを産んだばかりで休んでいる人も生後2,3か月の子連れで参加し総勢で数十人ぐらい。若い人が圧倒的に多く、待遇面や労働条件などから見ても、入れ替わりが激しい職場のようです。
普段は家の近くの学校へ行くのが主なので半数近くはほとんど見覚えのないメンバーになります。一度だけもう一方の学校を訪れたので、珍しい東洋人として覚えているのか、何人かは気軽に声をかけてくれました。
カヤックで近くのサンゴ礁の小島へ。
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偶然、二人の日本人が同じ経営者のホテルに泊っておられました。
年齢も近く、そのうえ次の宿泊地は私の住まいの隣にある家とのこと。
話が弾み、女性と一緒にカヤックに乗って500mほど先の小島へ往復しました。
他の人は、食事ができるまでの間トランプに興じたり、バレーボールを楽しんだり、海で泳いだりして寛いでいました。
好きな場所でビュッフェスタイルの食事。
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隣の人はたぶん初対面かと・・
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食事の後は職員への表彰状の贈呈が校長夫妻からあり、なんと私にも。
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訳すと「特別に支援が必要な子どもたちに貢献する優れたボランティア」でしょうか。
綴りが違うのは同じ「ミチコ」という職員と混同したからでしょう。名前の由来は日本人?バヌアツではほとんどいないそうです。
その後、シークレットフレンドという名のプレゼント交換がありました。
これは本人だけに知らされた人へプレゼントを用意するというものです。
私も参加するというと事前に相手の名前を書いた紙を渡されましたが、顔と名前が一致せず、どんな人か皆目分からないまま日本から持参した動物クリップやしおりやアロマの線香を10㎝ぐらいの小袋に入れて用意しました。
小さいプレゼントでいいと言われたので言われるまま用意したのですが、いざ始まると出てくるのは30㎝四方はありそうな箱入りや布、敷物のマットや大きめの紙袋に入った物。
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私にもらったプレゼントも陶器のマグカップが6個とおしゃれな布
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最小かつ最軽量対最重量のプレゼントで、あまりの差に申し訳ないと思いましたが、どうしようもありません。
バヌアツ人はクリスマスが近づくと借金してまでもイベントやプレゼントにお金をかけるとある人から聞いたことがありますが、なるほど・・と妙に納得。
相手を思ってあれこれ選ぶのでしょう。
このシークレットフレンドは恒例行事のようで、知っている人は白い粉を用意し、プレゼントと同時に顔や服に振りかけていました。
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後ろからそっと近づいた人にたっぷり背中や首に振りかけられる人もいて、なごやかなひとときが続きました。
白い粉はベビーパウダーでした。
すっかり日焼けして楽しい一日が終わりました。