バンザイ バヌアツ バラエティ

自然いっぱいのバヌアツでのボランティア活動の様子を紹介します。

憲法記念日

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10月5日は1980年の独立後39回目の憲法記念日(Constitution Day)。

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ビスラマ語では英語をローマ字表記に近い表現にすればほぼOK。
祝日なので学校や官公庁は休みです。
式典が行われたのはポートビラの街中にある市場の向かいの小さな広場。
プログラムでは7時からですが、これはあくまで目安。
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前日には何もなかったけどテントが設置され準備万端。
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8時頃に行くと通行止めのコーンが置かれていて警官が両側に一人ずつ。
知らないでやってきた車はそのままUターンすることに。
国家警察とでも言うのでしょうか。銃を携えた一団と警察音楽隊がパレードを終えて路上でスタンバイしています。
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参加者は政府関係者の他に外国の賓客や教会関係者など数十人ぐらいです。
ジャイカの所長さんの姿もありました
今年からフィジー大使館の支所がバヌアツにも設置されることになりました。
おそらく大使館支所長も招待されていることでしょう。
首相である総理大臣は実質的な国家の代表者です。パトカーの先導で到着し、すぐ手前から歩いてテントの中へ行くのが見えました。
日陰を求めて移動してカメラを構えていたら、要人が車から降りる大統領夫妻を迎えに行きました。
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大統領はいわば儀礼的・象徴的な役割として機能し、任期は5年。議員と各州の議会議長によって構成される大統領選挙会の投票で選ばれるそうです。名誉職のようなものでしょう。
スピーチの後は讃美歌や国歌の演奏などが披露されました。
目の前で大統領や安倍首相クラスの雲の上の人に近い人を、ガードマンやガラス越しでなくごく間近に見ることができるのは小さな国ならではの出来事です。
式典後、軽食のために移動する政府関係者。カツラと国旗の色使いの上着は式典用でしょうか?
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式典参加者には横の建物で軽食がふるまわれて無事終了しました。