バンザイ バヌアツ バラエティ

自然いっぱいのバヌアツでのボランティア活動の様子を紹介します。

国旗があちこちに翻るこの頃

町中を歩いていると軒下や車、時には木の枝と枝の間や木のてっぺんに国旗が飾られています。
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何かしらと思っていたらどうやらサッカーワールドカップのひいきの国の国旗のようです。
ブラジル、ドイツ、オーストラリア、フランスなど強豪チームはやはり人気があります。
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スポーツを楽しむのはどこでも同じ。
バスに乗っていると同じひいきチームの車に出会うと大きい声で叫んだり、クラクションを鳴らしたりにぎやかです。
朝の出勤時間。新聞売りの横を通る車にも。
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先日学校へ行くといつものように制服を着た子供が少ないので、「今日はどうして制服を着た子が少ないの?」と聞くと「今日はハッピーデーよ。応援しているサッカーチームの国旗やユニフォームを着て登校してもいい日よ。」とのこと。
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そこでは、校長先生の話があり、そのあとは授業はなく、3年生の担任のお父さんが亡くなったので何人かの先生が見送りに行くらしいことを話していました。
2校目の学校でも同じようでしたが、こちらはちゃんと授業をしていました。
別の学校でも校庭に全校生徒を集めて応援する国別に分かれて写真を撮ったり、声援したり・・・司会はもちろん先生。
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別の日には、FM局主催のイベントが学校の横の広場で行われていてたくさんの大人や子供が集まっていました。
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世界に目を向ける機会としてはこういうイベントも面白いかもしれません。
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子供のころから学校ぐるみでスポーツを楽しむせいか国を挙げての一種のお祭りのような感じです。
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ワールドカップの放送は夜中近い時間帯が多いのですが、ひいきのチームの試合のある日には、テレビのある場所まで出かけていってみんなで応援しています。
試合後も興奮冷めやらぬファンは明け方まで起きて何かを話しているのか、住まいにもそんな大声が何度か聞こえてきます。
そんな最近のバヌアツの風景にもなじんできました。