バンザイ バヌアツ バラエティ

自然いっぱいのバヌアツでのボランティア活動の様子を紹介します。

エファテ島1周の旅

先輩隊員からおすすめの島めぐりに行ってきました。
事前に情報をキャッチした青年隊員が2軒の案内所で交渉してくれ、安いほうに決定。
バスドライバーと観光、昼食つき。しかも1日一人当たり8500バツのところをさらに値切って7500バツに。さすが大阪の女の子です。
バヌアツにはレンタカーもありますが、国際免許がなく運転できないのでバスが便利です。
土曜日9時にチャーターした乗り合いバスに乗って出発。当日6人の予定が5人になりましたが、料金は同じでいいという気安さでした。
ポートビラから東回りで北上し1周しました。

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すべて舗装されている周回道は日本の援助で作られたそうです。首都以外は住民も少なく平原が広がるだけでしたが、舗装になったことで物資が奥まで届き、野菜や果物を町へ運ぶルートもできてさぞかし便利になっただろうなと思いました。
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昔の暮らしを再現した村ではイケメンのお兄さんが案内役
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観光客向けに歌ったり踊ったりサービス満点
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ココナッツミルクやバナナの昔ながらの素朴な料理
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ほとんど誰もいない海辺を貸し切り
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海底がくっきり見える入り江ではターザンごっこに興じる人も
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2次世界大戦時日本軍を迎え撃つためにこの辺りには米軍の基地があり、戦闘機が離発着したそうです。戦後大量の銃などを土の中に埋めたという跡地や海の中に放置されたままになっている戦車がありました。思わぬ戦後の名残を見ました。だだっ広い平原は住む人もなく静まり返っていました。
1980年に独立するまで連合国軍である英仏の統治を受けてきたバヌアツは、世界の歴史の荒波をまともに受け、島の伝統を維持するよりも欧風化が早く進んだのでしょう。
腐敗が進む海岸の戦車
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ランチは好きなだけたっぷり
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もてなしの歌と音楽が帰るまで聞こえていました
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北部にも隊員が住んでいて訪問する予定でしたが、首都にやってきた彼女は結局帰るバスに乗れなかったのでまだ首都にいるとの連絡があり会えずじまいでした。
この観光コースには小学校訪問やコーヒータイムがあるとの案内所の説明にはありましたが「土曜日はやってない」とドライバー。「平日にもう一度おいで」と陽気に言うだけで商売気も何もないのがバヌアツらしいというか。
北西の見晴らしの良い場所
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好天に恵まれた6時間余りのバス旅行は、初めての場所ばかりで新鮮で楽しい思い出いっぱいの一日となりました。