バンザイ バヌアツ バラエティ

自然いっぱいのバヌアツでのボランティア活動の様子を紹介します。

バヌアツの交通事情

ポートビラのあるエファテ島には約500台の乗り合いバスと200台のタクシーが走っているとのこと。路線バスはありません。
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運行時間はバスが5:30~2:00、タクシーが24時間とどんなに遅くなっても乗れます。バス代は市内では150バツ(約150円)タクシーは500バツ、夜間800バツです。狭い島にこんなに必要かしらと思うほど間を置かず走っています。
中心部の道路
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今住んでいるドミトリーは道路の側にあり、車の騒音があまり聞こえないのは夜中から3時頃までだけです。いったい誰をどこへ運んでいるのでしょうか?
乗り合いバスは先客の行き先と方向が違うと断られますが、そうでなければ乗れます。
先客の要望優先であれば、寄り道してから目的地に着くので、急いでいるときはハラハラしますが、そうでなければ知らない場所を通るので、ドライブ気分です。
着いた当初は地理が分からずとりあえずバスを利用していました。
エアコンの効いた新車がたまにありますが、たいていは10年以上走っていると思われる古い車もあります。
ドアを開けるのに一苦労してスポンジのすり切れた座席に座り、目的地について降りようとするとまたドアが固くてびくともせず、助手席に乗っていたバヌアツ人がわざわざ開けてくれたこともありました。
車内のひとコマ
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どこから来たかと聞かれることもあり、ジャイカボランティアだというとたいてい友好的に話してくれます。降りるときに名刺を手渡し、用があれば電話をしてほしいとちゃっかり営業するドライバーもいます。
涼しくなって時間に余裕があればドミトリーからジャイカ事務所まで歩くと2~3キロ。歩くことも可能です。ただ、勾配があり坂道が多いので帰りの上り坂はついバスに乗ってしまいます。
トラックの荷台も市民の足として活躍
 
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島国なので主な移動は飛行機ですが、高額なので船で行き来している島もあります。ただ、船はよほど時間に余裕がないといつ目的地に着くか分かりません。安全上からも使わないようにとのことでした。
地図に載っているエファテ島北部の航路(黒色)
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